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9条ミニ学習会

 2008円11月15日午後、稲美町コミセンホールで約40人ほどが集まって、姫路9条の会の吉田隆一弁護士を講師にミニ学習会が行われた。
映画憲法9条(DVD:世界の宝:日本国憲法9条)を上映したあと、兵庫大学での講義の資料に基づき憲法の講話に入った。
①特に9条2項を自民党は改正しようとしている。9条2項は自衛の戦争も出来ないように
 しているからだ。刑法で犯罪にならない暴力は自己防衛と緊急避難だけである。昔から
 戦争は自衛という名でしか始っていない。だから自衛戦争が出来るように改めようとし
 ている。
②海外派兵恒久法は、政府の一存で「迅速かつ効果的」(福田首相)に自衛隊を海外派
 兵し、自衛隊の戦争加担をいっそうエスカレートさせ、海外で米国らとともに、第一線に立
 って戦闘することを可能にしようとするものである。
③06年、防衛庁を「省」に昇格させるとともに、「付随的任務」とされていた海外派遣を、「本
 来任務」とする自衛隊法「改正」が行われている。
④石橋試案(「国際平和協力法案」)の危険性
 「国際の平和及び安全確保のための活動」として1、人道支援活動 2、停戦監視活動 
 3、安全確保活動 4、警護活動 5、船舶検査活動 6、後方支援活動を規定している。
 この石橋私案が「自衛隊海外派兵恒久法のたたき台になっている。また、これらの活動
 は米英が行っている戦闘行為である。
⑤08年4月17日、名古屋高等裁判所は、自衛隊イラク派兵差止訴訟において、現在イラ
 クにおいて行われている航空自衛隊の空輸活動は、「武力を行使を禁止したイラク特措
 法2条2項、活動地域を非戦闘地域に限定した同第3条に違反し、かつ憲法9条1項に
 違反する活動を含んでいる」との違憲判決を下した。
質疑、討論の中で次ぎのことが明らかになった。
イ、国連決議による海外派兵を真しやかに論じられているが、憲法を踏みにじる条約・国
  連決議の遵守はありえない。
ロ、貧富・格差拡大により、兵役につき易くすることを図ろうとしている。その障害となる憲法
  18条「奴隷労働ノ禁止」が邪魔になっている。
ハ、9条を守る会が7000になっている。若い人たちの参加が望まれる。自民党は9条に
  対抗する会を作りかねない。

予定時間一杯になる熱心な討論が行われた。

 私は、若い頃、全電公社が李承晩ラインにケーブル敷設の乗船命令を拒否した全電通組合員が業務命令違反懲戒処分になった取消訴訟で「命の危険を伴う業務命令は違法」という判例を読んだことがある。


  
 

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